次世代のブロックチェーン技術のDAGを解説してみた

さて、今回は次世代のブロックチェーン技術のDAGに関してお話していこうと思います。

次世代のブロックチェーン技術の「DAG」

この「DAG」という技術は、次世代のブロックチェーン技術として、注目を集めています。
  DAGとは、有向非巡回グラフというグラフを表す言葉です。  

DAG=「Directed Acyclic Graph」の略称になります

「Directed Acyclic Graph」を直訳すると、「方向が定められた、直線で環が一つもないグラフ」という意味です。  

暗号通貨で使用される技術の「DAG」も、このグラフの特性を生かしているため、同じように「DAG(ダグ)」と呼ばれています。
・ブロックチェーン技術の復習  

ブロックチェーン技術はマイナーが参加することで、改ざんの防止を行ってきました。

プルーフオブワークについては、以下の「仮想通貨の認証方式について」の記事をぜひ参考にしてください。

仮想通貨の認証方式について

2018.02.07

ブロックチェーンでは、新たなブロックを定期的にマイニングすることで、取引履歴を追加していました。  

そのため、単位時間内に取り扱えるトランザクションの数に限界があるという「スケーラビリティ問題」がありました。

 

早く送金を済ませたい人は、自分の取引が優先的に取り扱ってもらえるようにマイナーへ多額の手数料を支払わなくてはいけません。

仮想通貨の金額が高騰すればするほど、送金する手数料が高騰するので、最近は特に問題視されています。

 

・安い手数料

DAGは全世界のマイナーが承認を行うのではなく、次に取引を行った人(PC)が承認を行っていきます。  

DAGで取引を行う場合、自分で自分のトランザクションの承認が可能なので、マイナーの力を必要としません。
 

マイナーへの報酬を支払う必要がないので、手数料が安くなる仕組みです。

そのため、DAG採用の仮想通貨の特徴として、送金手数料が安いです。
・優秀なトランザクション

DAGは、トランザクション同士を網目状に結合できるため、ブロックチェーンよりも多くのトランザクション処理が可能です。

DAGを採用したブロックでは、ブロックサイズに制限はありません。生成間隔を短くしたとしても、問題が起こらない仕組みになっています。

本来ならば、ブロック生成間隔を短くすると、マイナーによる有効なブロックが確定しても、報告が届く前にブロックが閉じられてしまい、孤立ブロックが生まれます。 そのため、問題が発生してしまいます。

 

一方でDAGは、孤立ブロックが生まれてもマイナーに報酬を与えることで、有効なブロックとして認証させることが出来ます。 このためセキュリティー面の脆弱性の抑止が、可能となります。  

その結果、ブロックチェーンに比べて一定時間内に多くのトランザクションを安定的に結合できるので、送金時間が早くなります。

DAGは取引遅延を起こしにくい構造として、非常に注目されています。

次回もお楽しみに!

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