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イノベーションのジレンマのサイクルと仮想通貨

イノベーションのジレンマはなぜ起こるのか

 

イノーベーションのジレンマとは、それまで安泰だと思われていた巨大企業が新たなイノベーションの登場により、名もないベンチャー企業に敗北していく事を指します。 この理由は、新たなイノーベーションに大企業がついていけなかった事が最も大きな要因です。  

イノベーションに関しての概要は、以下の記事をご参考にしてください。

 

 

 

イノーベーションのジレンマのメカニズム

 

 

巨大企業は、メイン顧客や株主の期待に応えることが至上命題になります。

そのため、どちらかと言えば「改善的なイノベーション」に注力することになり、現存のポジションをより強固にすることに努めます。

一方で、「革新的なイノベーション」は主流市場とは全く関係のないところで発生します。当初、このニーズはメイン顧客のニーズを全く満たしません。そのため、ローエンドの顧客を相手にしながら、徐々に性能をあげていきます。

改善的なイノーベーションは、競争市場であればあるほど、迅速な品質向上が期待されます。そのため、「過剰品質」と呼ばれる領域に入っても、ポジション維持のために技術開発せざるを得ません。

 

巨大企業が、過剰品質に陥るまでの期間も、「革新的なイノベーション」も改善的にイノーベーションを繰り返していきます。

その結果、ある時点からメイン顧客のニーズが破壊的イノベーションである技術でも満たされていくようになります。

 

こうなると、徐々に巨大市場の顧客は新たな技術を出したベンチャー企業に移っていきます。

この時になって、巨大企業は「革新的なイノベーション」の脅威を初めて感じることになりますが、今さら品質を下げたものを市場に出すことは出来ません。

そんなことをしてしまえば、既存の利益率の高い同社の商品とぶつかることになり、「共食い」(利益のつぶし合い)になってしまうからです。

 

以上が、イノーベーションのジレンマが発生するメカニズムです。

 

 

 

仮想通貨×銀行

 

仮想通貨の市場は前述した「破壊的なイノベーション」にあたり、銀行は「改善的なイノベーション」に該当すると考えます。

 

世界中が当初は、仮想通貨に懐疑的でありましたが、徐々に新技術として認知されつつあります。

一方で、これまでの金融システムを築いてきた「銀行」は、そう易々と仮想通貨に取って代わられないような何かしらの手は打ってくると思います。

その答えが、銀行と仮想通貨の共存か、はたまた決裂かはまだ分かりません。

ですが、このままいくと銀行がイノベーションのジレンマのケースに陥ることは明白であり、どのように対応していくのかが注目されています。

 

三菱東京UFJ銀行などは、「MUFJコイン」などの自社コインの開発に精を出して、取り組んでいます。

目先の利益にとらわれず未来の技術を寛容に受け入れていく事が、「イノベーションのジレンマ」を防ぐ最も大事なことかもしれません。

 

 

次回もお楽しみに!

 

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