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世界初の国家ICO・ベネズエラの「ペトロ」


さて今回は世界初の国家ICO、ベネズエラの「ペトロ」に関してお話していきたいと思います。

 

 

世界初の国家ICO「ペトロ」

 

ハイパーインフレーションに直面しているベネズエラは、石油に裏付けした国家の仮想通貨である「ペトロ」のICOの計画を発表しました。

「ペトロ」は、天然資源である石油やガスなどの埋蔵量を裏付けにされた仮想通貨です。

 

このICOの発表は、仮想通貨がベネズエラの経済危機を救うのではないかと期待されています。

ベネズエラの紙幣「ボリバル」の価値が下がってきており、紙幣としての役割を果たせていないのもこの国家ICOに繋がった大きな原因です。

また、米国が主導している制裁を回避して、仮想通貨をを利用することで国内経済を立て直す狙いがあります。ベネズエラの石油を主に担保として発行される「ペトロ」は、皆に受け入れられるだろうという考えでした。

一方で、このペトロ発行には対立する意見も多く上がりました。

ベネズエラ議会では、仮想通貨の発行は違法であるとし、当初発行を認めない方針でした。また、国家の発行する仮想通貨は、どう考えても将来的に中央集権的な通貨になるため、ビットコインのような仮想通貨と比べると、本質は異なるとの意見もありました。

結果として、このICOでベネズエラ国家は約790億円の資金調達に成功しました。  

 

 

「ペトロ」のホワイトペーパー

 

ベネズエラの仮想通貨「ペトロ」は、管理体制の詳細が明文化されていませんが、国家の仮想通貨ということで、管理者がいる電子マネーとあまり変わらないと予測されています。

つまり、ベネズエラの国債を電子化したものと捉えてもあまり変わりないということです。

また、石油を担保に売買している「ペトロ」が、今後どのようなカタチで運用されるのか明白になっていない上に、ICOで調達した資金をどのように当てていくのかに関する政策も未だによくわかりません。(2018.2.26現在)

加えて、ペトロの発行方法や取引を誰が承認するかなどの詳細情報も未だに発表されていません。

今後、このペトロの政策次第では、ベネズエラの国家の信頼が揺らぎかねません。

 

 

 

「ペトロゴールド」の発行計画

 

仮想通貨「ペトロ」のプレセールの後、第二弾となる「ペトロゴールド」のICOの計画を発表しました。  

ハードフォークで分裂するのではなく、ICOで一つの国が、国家の仮想通貨を複数発行することは勿論初めての事です。

ただ、「ペトロ」の方向性をしっかりと決めてから、着実に次のICOをしてほしいものです。

この世界初の国家ICOが失敗に終わると、仮想通貨のイメージ悪化に直結するからです。

今後もこのニュースから目が離せません。

 

 

次回もお楽しみに!

 

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